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落ち度があるかどうかは離婚裁判に影響する

不倫が原因により離婚した夫婦は、数多くいますがその中でも離婚裁判に発展した人も何人かいます。全体的には10分の1ほどとされており、裁判にまで発展するケースはあまりありません。しかし、慰謝料請求の場面でお互いの話し合いがうまくいかない場合には、離婚調停をし、それでもうまくいかない場合は離婚裁判に発展することがあります。慰謝料請求を受ける側としては、どれぐらいの慰謝料になるか気になるところです。慰謝料が少なくなる理由があるとすれば、不倫をした側にあまり落ち度がない場合です。例えば、男性が不倫をした場合には、女性が性行為を全く受け付けてくれなかった場合などが考えられるでしょう。男性としても性欲が溜まっていく一方で、結婚した相手と性行為ができなければ不満が募っていきます。数年間にわたり性行為ができなかったとすれば、不倫をしても仕方がない部分もあるでしょう。このような場合妻のほうに落ち度があったと考えられ金額も少なくなるのです。

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